8.終わりに

・ ACP はがん領域だけではなく,心臓・救急・認知症・腎臓など様々な領域に広がっている.行うことは話し合いと記載の繰り返しというシンプルなものであり,難しく捉えすぎる必要はない.患者とコミュニケーションをとることが ACP の目的の 1 つでもある.コミュニケーションをとることで医療者の考えるゴールが必ずしも患者のゴールではないこと,多様な価値観が存在することを気づかせてもらえる.