11.発育性股関節形成不全 ポイント 日本人の女性に多く,日常診療でしばしば遭遇する. 予防と早期発見が重要である. 一次検診では『乳児健康診査における股関節脱臼一次健診の手引き 1)』に基づいてスクリーニングを行う. 二次検診では画像検査と理学所見から総合的な評価を行う. 診断が遅延すると,手術療法が必要となる可能性が高まる.