3.骨粗鬆症,サルコペニア,フレイル,ロコモティブシンドローム

ポイント

  • 骨粗鬆症は①脆弱性骨折(外傷によらない骨折)の有無と,②骨密度値によって診断する.産婦人科でよく遭遇するような,骨折のリスクが高くない症例には一次骨折予防としてエストロゲン製剤や SERM 製剤,ビスホスホネート製剤などが第一選択となる.
  • フレイル・サルコペニア・ロコモティブシンドロームは,予防や早期介入により回復,進行を遅らせることが可能であり,必要に応じて専門の診療科に紹介する.