(5)予後

  • 脱臼整復後にも亜脱臼や寛骨臼形成不全が残存する場合がある.遺残亜脱臼を認める場合には,その程度や年齢に応じて Salter 骨盤骨切り術などの補正手術を検討する.
  • わが国では寛骨臼形成不全を有する二次性変形性股関節症が多く,発育性股関節形成不全の既往は変形性股関節症発症の危険因子である.

参考文献