(2)発症要因

  • 出生後の向き癖による繰り返す圧迫変形が主な要因となる.①子宮内の要因(胎位,多胎,羊水過少,子宮の形態異常),②出産時の要因(分娩時間,骨重合,分娩形式,分娩時のアクシデント)により発症することもある.
  • 後頭部の繰り返す圧迫による頭蓋変形を図 17 に示す.いったん扁平化すると座りがよいため,ますます向き癖が強くなり扁平化がさらに進行する.