(2)産後ケアにおけるトラブル 転落,感染,転倒,熱傷,誤飲,誤認,計測ミスなどがある. 出生時に正常新生児と認識された児でも急変することがある.子宮外環境に急激に適応する必要がある出生後早期は,急変により死亡や重篤な後遺症を残す危険性が乳児より高い. 基礎疾患のない児の急変は稀であるが,ウイルス感染(気道,中枢神経系感染)や虐待による硬膜下血腫の有無などに留意する.