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朝日新聞への抗議文

 

日母医発第380号
平成13年3月1日

朝日新聞編集局長 殿

社団法人日本母性保護産婦人科医会
会長 坂元 正一

平成13年2月28日付記事[「助産婦」勝手に認定]に対する抗議

 上記見出しは、全くの事実誤認に基づくものであり、母子保健の向上と
医療事故の絶滅を目指して、産婦人科看護要因の学習・研修に懸命に取り
組んでいる日本母性保護産婦人科医会会員並びに日母産婦人科看護研修学院関係者の名誉を著しく損ねるものであり、まことに遺憾である。

 当会が「助産婦」を勝手に認定した事実は無く、この約10年間は時の趨
勢に沿って研修内容等の改革を行い、とくに平成10年度よりは無資格者の
医療行為の疑惑を受けぬために、入学資格者は看護婦、保健婦、助産婦、
准看護婦としている。またあらゆる機会に、医師・助産婦以外の助産行為、
旧称産科看護助手を含めた看護無資格者の医療行為は保助看法違反であ
り、絶対に行わないよう会員に通達を行っており、厚生労働省に対しては
記事の如く説明をしている。

 見出しの[「助産婦」勝手に認定]に強く抗議し、取り消しを求めるものである。