[8]広報部

 21世紀に入り産婦人科医療の多面性は増加している。この中で医療者向け、被受療者側向けに極めて多くの情報が氾濫している。これらの中から、行政からの通達を含めて、会員にとって必須な情報を漏れなく伝達することが重要である。

 その目的を達成するために機関誌「日母産婦人科医報/JAOG news」の役割は大きいので、この企画、編集、発行を主な業務とする。

 また、本年よりA4判サイズで活字を大きくし、原則として横組みにして、より読みやすい誌面になるよう努力する。各部との密接な連携をとりながら、会員の資質の向上に役立てるために以下の事業を行う。

1.日母医報の発行
 毎月1回発行(各20頁、12回)し、全会員ならびに関係各方面に送付する。
 (1)編集方針
1)会長の方針をはじめ、日母の各事業部の行う事業・活動を会員に理解しやすい形で伝える。
2)産婦人科医療に関係する情報を分析、評価、選別し、会員の日常診療や生涯研修に役立つ情報誌となるよう充実を図る。
3)常に時代に即した誌面の刷新を図る。各世代に亘って魅力ある情報誌であるよう努める。
4)各支部の広報担当者や会員に投稿をすすめ、幅広く全国会員の声を反映するよう努める。
 (2)内容
1)会長見解、日母諸会議の報告、副会長・常務理事の見解他
2)産婦人科診療上の諸問題、医政、医療行政に関する本会見解
3)医政、医療行政、医療統計に関するニュースと解説
4)医事紛争の実態と対策「シリーズ・医事紛争」
5)医業経営上の諸問題「医療と医業」(医療対策部に依頼)
6)生涯研修に有用な学術記事を研修委員会と協力して掲載「学術欄」
7)医療保険運用の解説「社保」(社会保険部に依頼)
8)日母支部の活動状況の紹介「新支部長登場」他
9)産婦人科医界にかかわる人物紹介「顔」
10)医局紹介
11)勤務医師からの現状、意見を紹介「勤務医の声」
12)学術雑誌、新刊の紹介「産婦人科雑誌紹介」「学海メモ」「新刊紹介」
13)会員よりの原稿募集、意見の紹介「特集」「会員の広場」
14)診療に有用な新製品、情報、語句の解説「情報アラカルト」「マメ知識」
15)随筆・意見「コーヒーブレーク」(広報委員担当)
16)会員が知っていてよい新聞記事の要約「新聞切抜帳」(広報委員担当)
17)産婦人科医師のための情報交換の場(投稿、FAX、インターネット)
18)産婦人科医師の留学体験記「留学だより」
 (3)特記事項
1)必要に応じて表紙頁が4色の特別号を発行(通常号は2色)。
2)日母産婦人科大会特集号を日母医報付録として年1回発行。
3)速やかに会員へ伝達すべきときは号外を発行。
4)対外広報を兼ね、ゲストを囲み「座談会」を開催、医報に掲載する(年2回)。
5)中央情報室との座談会を行い、電子メディア(インターネット)との交流を図る。
 (4)各支部広報担当者との連携を図る。
2.役員名簿の作成
3.JAOG Informationの発行(年3回)
4.委員会
広報委員会を存置する。