[7]社会保険部
21世紀 巷では、明るく希望に満ちた世紀の到来が願われている。しかし、医療環境を取り巻く現実は更に厳しくなると予想される。高齢者医療費の増大は更に加速し、2002年には健康保険組合の20%が解散の憂き目を見ると言われる。このため、保険者側は付加給付の廃止、レセプト点検の強化、優良医療機関の選別等を重点項目として、躍起となっている。社会保険関係に及ぼす影響では特に、再審査件数の増加が著しい。
このような社会環境であればこそ、医療の質の向上と共に、医療保険の適正な運用が必須である。社会保険部は時代の趨勢を加味しつつ以下の事業を遂行する。