TypeD-(20)

【ノンストレステスト(NST)】

 

 20分から40分楽な姿勢で休んでいただくだけで、赤ちゃんにもお母さんにも安全で痛くない検査です。

    月   日(   )午前・午後   時   分においでください

 

  1. 赤ちゃんにとって子宮は安全な場所ですが、お産が始まり、やがて産道を通過することになると危険がいっぱいです。直前まで元気に動いていた赤ちゃんが、お産に耐えきれず死産になったり、お産の直後に亡くなったり、重症の仮死になったりすることは必ずしも予測できません。
  2. つい先頃まで、赤ちゃんがお産のストレスに無事耐えて生まれてくるかどうかを調べるには、聴音機などで赤ちゃんの心臓の音を断片的に聞くより他に方法がありませんでした。ところが最近はエレクトロニクスの発達により、この悩みを解決する方法が著しく改善されてきたのです。
  3. 赤ちゃんがお産のストレスに耐えられるかどうかを調べる方法の一つがノンストレステストです。お産の前に検査を受け安心してお産を迎えましょう。
  4. 分娩監視装置などを使ってお腹の上から赤ちゃんの心拍数を連続的に測り、その変化を分析して、赤ちゃんが危険な状態にないかどうかを予測診断します。
  5. 現在のところ健康保険は使えません。

 

社団法人 日本産婦人科医会