「HTLV-1感染の診断指針」の周知に関して

「HTLV-1感染の診断指針」の周知に関して

HTLV-1診断指針※  H30.6再改定版

平成29年度日本医療研究開発機構委託研究開発費(AMED補助金)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「HTLV-1の疫学研究及び総合対策に資する研究」より

 

※HTLV-1の管理指針」の再改定について(母子保健部会)
 これまで妊婦健診の一次検査で陽性となった場合に限って確認検査でwestern blot(WB)法を行なってきましたが、本年(2018年)4月よりラインブロット法が保険収載されました。ラインブロット法はWB法と比べ判定保留が少ないため、妊婦検査では汎用されていくと考えられる検査法です。
これまで一時検査で陽性でラインブロット法判定保留例に対するPCR法による確認検査が保険で認められるのか不明でありましたが、この度、厚生労働省より「ラインブロット法が判定保留の際はPCR検査を保険で認める」という見解がだされました。そのため、本年(2018年)3月に改定された「HTLV-1の管理指針」の該当部について修正されました。