会長挨拶

今日の我が国は、産業界を中心に、ICTのインテリジェント化とAIのソフトウェア―化を果たさねば世界戦略から取り残される時代になりました。ついに、人間の知の挑戦の結果は、智連社会に連なり、第4産業革命をもたらしたのです。一方、私どもの産婦人科の診療領域は、女性の生殖機能、臓器を中心に、思春期から性の成熟期、体から心の問題まで特別な配慮を必要とする妊娠分娩子育て期、更年期、そして老年期と続く女性の一生に携わっています。女性の身体の生殖機能は、江戸時代以前から、何も変わっていない、人間の基本的機能ですが、女性の心の在り方、特に子の関係における母の心の動きは、時代の変化に敏感に反応し、その不適応で悩む女性は、年々増加しているのです。

日本産婦人科医会では、今日の社会の急速な変化に呼応して、正確かつ迅速な情報の発信と共有こそ、会員の連帯と会員と国民の相互理解には不可欠であると考え、ここに医会のHPの刷新を決めました。今日の最先端のICT技術を駆使した新しいHPは、全ての女性のために研鑽を積んでいる会員同士の連帯と、会員と国民との間の情報・画像・動画の共有を通して、国民に資する学術団体としての姿を示すものです。会員の皆様におかれましては、毎日一度は医会のHPを開いてみる程に、充実した内容のHPになるように、研鑽を積んでまいりますので、今後ともご指導をよろしくお願い申し上げます。

公益社団法人日本産婦人科医会
会長 木下 勝之